ROSS:去年は天気が良かったね。ただ晴れてたとかじゃなくて、変化があった。特にアドベンチャーレースの時は…台風の時だったから、レースをするにはすごく意味のある天候だったと思うよ。
―今年は新しいレースを開催しますね。
ROSS:今年はペアアドベンチャーレースとアドベンチャーレースを一緒の日にして、今までペアアドベンチャーをやっていた日に個人のオフロードトライアスロンとデュアスロンを始めるの。トライアスロンとか好きな人には…特にスイムは楽しいと思うよ。ダウンウェーブ(下流へのスイム)だから、世界記録近いタイム出せるよ。水の流れと一緒に泳ぐからね。グラント・ハケットの気持ちで泳げる(笑)。
―この数年、NACで変わってきたことはありますか?
ROSS:NACそのものはあまり変化はないけど、地域がリゾートとして変化してきているね。海外の人が増えたり、宿の種類が増えたり、長期滞在の国内のお客さんが増えたり。特に、若い家族。今は冬に長くいる人が多いけど、もうちょっと進んで、夏も長期滞在型のリゾートっていう風になってくると、NACのできることがバッと増えてくる。
―人の流れが変わってきてるんですね。
ROSS:きっと、ニセコというエリアは日本国内での“長期滞在型リゾート地”になっていくのかな。長期滞在に対応したサービスを持っているところは国内にはあまりないから、NACはそれをしている会社として、これからの5年間は非常に楽しみ。たくさんの今まで出来なかったことがいろいろできるかなって。
―たとえばどんなことですか?
ROSS:たとえば、1週間ずっと滞在するっていう人が多くなれば、1週間のカヤックスクールができるの。カヤックを毎朝やって、お昼食べて、午後は何か別のことをやってとかね。別にカヤックじゃなくても、滞在する人が増えると宣伝を通して人が集まりやすいし、それに合わせてたくさんの企画ができる。そういう場所になっていけばいいなと思うよ。
―来る人に合わせて企画をしていける。
ROSS:NACはずっとニセコにあるから、そういうのは何でもできるんだけど…。ほかのお客さんも楽しめるようにバランスを取ることは必要。変に企画ばっかりいっぱい作っても、お客さんもガイドも含めて、みんなが楽しめなくなっちゃうっていうこともあるからね。
―2007年、新しく考えていることはありますか?
ROSS:考えていることはいつもいっぱいあるけど、ちょっと形を変えたり、考えたりっていう感じかな。たとえば、グループ向けのサービスはもう少し力を入れていきたい。グループで来るお客さんは多いから、ラフティング終わったあとにバーベキューやったり、みんなでもっと一緒に楽しめるような。ガイドもいるし、もうちょっとできる形があるんじゃないかと思ってる。
―最近は自転車にハマッてるそうですね。
ROSS:最近自転車ばっかり(笑)。沖縄行ったり、函館まで走ったり、ロードレースにも参加してるよ。個人として自分の楽しみをやるっていうのは、そういうたくさんの人が集まると、その雰囲気だけで「本物」のエリアになってくるの。ただの遊園地じゃなくて本物だよって。リゾートだけじゃなく、倶知安、ニセコというエリアは、みんながそういうライフスタイルを生きている。それが、みんなにはわかるの。だからみんなニセコを好きになるの。僕もその中の1人だよ。
