突然の病気や怪我でもこれで安心!実際にかかる入院費用と医療保険について
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誰でも「まさか自分が」とつぶやくのが、突然病気になったときや怪我をしてしまったときです。完治するまで何ヶ月もかかってしまうような場合、仕事や家族のことはもちろん、入院費用についても心配になってしまいますよね。実際にかかる入院費用と、医療保険についてご案内します。
入院費用は意外と高い
やむを得ない病気や怪我の場合でも、支払わなければならない入院費用は意外と高いものです。治療そのものの費用は公的保険がある程度カバーしてくれますが、宿泊や食事の費用は自分で用意することになります。
また、突然自分がいなくなったことによる家族への負担についても考えなければなりません。治療費に、自分の生活費に、家族の生活費…と考えると、かなりの金額を用意しなければならないことが想定されるでしょう。実際にどのくらいかかるのか解説します。
実際にかかる入院費用の内訳
公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、「直近の入院時の自己負担費用」の平均額は22.1万円で、「10万円から20万円未満」がボリュームゾーンになっています。また一日あたりの自己負担費用の平均額は、19,835円です。
つまりざっくり計算して、調査における入院の平均日数は10日前後と考えていいでしょう。10日で20万円がかかってしまう入院費用の内訳について、詳しく見ていきます。
参考:公益財団法人生命保険文化センター
入院したときにかかる費用はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
1日あたりの医療費(自己負担額)はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
治療費
手術代、診察代、点滴や注射などの処置代・検査代・投薬代などを含む治療費は、入院費用のボリュームゾーンといえるでしょう。
健康保険により自己負担額は3割程度で、健康保険により月ごとの自己負担限度額が設定されているので莫大な金額となることはありません。しかし先進医療などの保険外診療を受けた場合は、その部分だけ10割負担となります。
食事代
入院時には一日3食の病院食がつきますが、こちらについても費用を支払います。食事代には標準負担額があり、一般の人では1食につき460円です。
民税非課税の場合は1食210円に軽減され、住民税非課税で、かつ一年間の入院日数が90日を超える場合は1食につき160円となります。
これはあくまで標準額です。病気の治療の目的で特別食を食べなければならない人については負担額がプラスされます。
差額ベッド代
一部屋に5人以上が入院する大部屋ではなく、カーテンなど仕切りがあり、個人で使える収納や照明がある個室~4人部屋を希望した場合に、差額ベッド代が別途請求されます。
差額ベッド代は病院側が決めるので標準額はありませんが、一日あたりおおよそ4人部屋で2,500円、個室で8,000円程度です。
本人にかかる雑費
入院用のパジャマやスリッパ、食器、洗面用品など、何かと物入りです。TV料金や、病院内のランドリーを使いたいときには洗濯代がかかることもあります。こまごまとした出費ですが、長期の入院だと結構な負担になりかねません。
家族の交通費
お見舞いに来てくれる家族の交通費もまた、積み重なるとそれなりの値段になってしまうでしょう。とくに遠くの大病院などへ入院せざるを得ない場合は大変です。
医療保険について
以上のように、突然の入院には思いのほか費用がかかるものです。誰にでも起こりうることと思えば、いざというときの備えが必要ですよね。貯金も大事ですが、蓄えのない人でも頼りになるのが医療保険です。また、入院時の生活費を補てんするための保険も存在します。
医療保険でカバーできる金額
民間の医療保険には複数の種類があります。死亡時の保障が主で、入院時の保障がついているものを「生命保険」、入院や手術についての保障が手厚く死亡時の保障がないものを「医療保険」、特定の疾患を手厚く保障するものを「がん保険」や「女性保険」などと呼んで区別することがあります。
いずれの保険も、入院時の保障額は契約によってさまざまです。入院1日につき5,000円~1万5,000円が一般的で、保障額が高いほど月々の保険料も高くなります。保険料は、加入時の年齢や性別によっても変わってきます。
就業不能保険でカバーできる金額
心配なのは、入院費用だけではありません。一家の大黒柱として働いている人にとっては、「無収入になったら家族の生活費はどうするか」という心配があるでしょう。
会社の健康保険に入っていれば、連続して4日以上就業できない場合は傷病手当金が出て、給与の2/3ほどが支給されます。しかし、それでは足りないという人もいることでしょう。
入院時の生活費が不安な人や、傷病手当金が出ない国民健康保険加入者におすすめなのが、就業不能保険です。一定期間働けない状況に陥ったときに、あらかじめ設定しておいた金額が保険金として支払われます。
設定金額が少なければ少ないほど保険料が抑えられるため、家族と「いざというときに生活費は月々いくら必要か」をシミュレーションしてみましょう。
おわりに
病気や怪我に陥ると、慌てたり落ち込んだりと、心の負担もだいぶ大きいものです。医療保険で備えておければ、お金の面だけはひとまず安心できます。
ただし医療保険でのカバー額が少なければ問題ですし、多すぎても、そのぶん保険料を多めに支払うことになり非効率です。
いくら必要なのか算出するのが難しければ、保険のプロに相談してみましょう。経験を積んだファイナンシャルプランナーなら、必要額と最適な保険について、ズバリ教えてくれますよ。
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